【第72回】裏日本ツーリング
こんにちわ。
社長の呑み友達の増垣幾三です。
オリバナさんから仕事を頂いている最中にも関わらず、
仕事を中断して9日間ほどバイクで旅をしてきましたので、
報告がてらの駄文にてレポートさせて頂きます。
僕のツーリングメイトでちょいちょい一緒に旅をするM川君という同業者(彼も僕によく仕事をくれます)が、
奥さんから「境港の水木しげる記念館だけで買える限定カレンダーを買ってこい」と命じられたことが
この旅のそもそもの起こりでした。
で、その数日前に仕事場の近所の居酒屋の大将が、
「蒲鉾が一番旨いのは山口県の仙崎だろう」と言ってたのを思い出し、
じゃあついでだから山口まで足を伸ばすかってことになり、
山口まで行くならいっそ関西からフェリーで九州に渡って、
田川でホルモン鍋食ったり別府鉄輪温泉で地獄蒸やったり、
さらには南阿蘇で牧場を営む筋肉眼鏡君のところでソフトクリームを食ったりしようじゃないか、
と膨らんで行ったわけです。
■旅初日 東京→宝塚→神戸
句読点がクソ面倒くさくなってきたので以下省略
朝7時半に東名高速海老名SAで待ち合わせ
M川君は女みたいなもんなので当然のように30分遅刻
遅刻をするような奴は女
女だと思えば腹もたたない
20時のフェリーに乗るため18時に神戸は六甲アイランドのターミナルにつけばいいので
宝塚に寄って宝ジェンヌ御用達の玉子サンド食べようよ
ってオカマの僕が強く要望して食べに行きましたよウフフ
で、まだ時間あるからって興味もないのに手塚治虫記念館にも入館料払って入ってみたりして
少年時代の治虫が皇軍兵士に漫画を破られるプロパガンダ映画を観たり
事務所用にドアストッパーを買ったり
で、予定通り18時にフェリーターミナルへ
船にバイクを積み込み2等雑魚寝スペースに陣地を確保し食堂でビールガブガブ
ヒートテックタイツ姿にて就寝
■二日目 門司港→田川→別府
旅の朝は早い
いつもは昼まで寝てる僕ですが旅の最中だけはだいたい日の出と共に目覚める
朝だ夜明けだ潮の息吹
神州男児たるものスメラミコトイヤサカを心の中で三唱などしてるうちに
朝8時新門司港着
朝飯食えるとこ探したけど見つからず
がしかし11時には田川でホルモン食う予定なのに
なにも朝飯なんぞ食うこともあるまいと出発
雲ひとつない快晴の下を2時間ほど快走して田川着
写真は〆のウドン
田川ホルモンとは焼肉のタレに和えた臓物と野菜を平らな鍋で煮焼いた食べ物
これを洗練させると博多ホルモンになるって感じのワイルドなB級感がうれしい
ちなみに田川といえばイメージの悪さ日本一の筑豊地域の中心
当然走る車のナンバーはババアのアルトでさえ筑豊ナンバーなので
ついつい身構えてしまいますが
とくにガラの悪いオッサンなど見かけることもなく
いたって普通の田舎町です
で、折角だから炭鉱記念館で山本作兵衛の絵をみたりしてから別府に向けて出発
別府温泉の中でも最もディープな温泉街である鉄輪温泉に
地獄蒸しが出来る宿をとる
庭にテーブルと椅子があって宿泊客が宴会できるつくりになってて
となりのテーブルの熟年カップルが日本酒やらフグの卵巣のなんかやらイチゴやらを恵んでくれた
恵んでくれんのはいいけどジジイてめえなんでタメ口なんだよ引っ叩くぞって思いました
地獄蒸しってのは温泉の蒸気で食材を蒸すシステムのことなんだけど
これすごくいいんですよ
なんでも旨くなる
まあそのテのことはM川君が全部やってくれるので僕は呑んだり食ったりしてただけなんですけどね
M川君は女みたいなもんなので遅刻する代わりに料理が得意
■三日目 →湯布院→阿蘇山→山都町
快晴。早朝ガバっと起きてザブっと風呂入って
前日蒸しておいた玉子と宿の女将が用意してくれた味噌汁で朝食
まずは湯布院の共同湯に行ってみた
M川君が先に入って「水じゃないですか」って
僕は動画撮ったりそれをインスタにアップしたりしててまだ料金箱に寸志も入れてなかったので
まるで騙して水風呂はいらせたみたいなカタチになって面白かったです
まえ行ったときは熱くて入れないくらいだったんですけどね
エヘヘ
で、また気持ちよく晴れた中を阿蘇山通って山都町に住む酪農家の友人の牧場を訪ねる
牧場入り口の彼ら一族が経営するオシャレカフェでソフトクリームだモッツァレラの焼サンドイッチなど頂く
夜はその近所の居酒屋兼旅館で筋肉眼鏡一家と呑み且つ宿泊
■四日目 →通潤橋→大宰府→下関
目覚めて宿で朝飯食ってから近所の幣立神宮参拝
なんかパワースポットとか言ってスピリチュアルな女子に人気とか何かで聞いたんで行ってみたわけ
いい感じでした
それから朝飯を食ったにも関わらず通潤橋近くにあるおちかラーメン
腹が減ってるとか減ってないとかの問題じゃなくそれがおちかラーメンだから食った
旅に出る数日前にF子っていう話も面白くないし女性としての魅力も皆無の
泥人形みたいな顔した女に急に呼ばれて呑んだんですよ
そんでそんとき「呑んでるときいっつも温泉に連れてってくれるとか言ってるけど一回も連れてってくれてないよね」
とか言い出したんです
そりゃ「連れてって」って言われたら「いいよー」とか適当に返事はするけどさ
なんで俺がお前なんかをいちいち誘うんだよ
行きたきゃお前が企画して声かけろよ何様だよって話じゃん
で、F子が言ってんのは近場の草津とかそのあたりのことだろうから
まさか九州だの鳥取だのには来ねえだろうとタカをくくって
「じゃあ数日後に裏日本ツーリングいくけど来る?」って言ってみたのが間違いの元で
本当に来やがるとか言い出しやがって
それでも「僕ら予定が立てづらい職業だから直前まで日程は決まらないよ」とか
「高速道路なんてバイクの後ろに乗ってても詰まんないし船に乗るより飛行機の方が安いから
福岡で待ち合わせにしようぜ」とか
なんとか諦めさせようと頑張ったけどそこは空気の読めない泥人形のF子
「オッケーじゃあ福岡ね。何日に入ればいいか決まったら連絡頂戴」ってなっちゃったわけ
で、本当は博多で一泊してM川君がホテルで急ぎの仕事をやっつけてる間僕は呑み歩いてようってつもりだったけど
そういやF子って下関に親戚が住んでるって言ってたなって思い出して
F子に「親戚と会いたかったら下関で一泊でもいいよ」って言ったら叔母さんと連絡とれて
よかったらみなさんで食事をってことになりました
叔母さん行きつけの炉端焼き屋でフグ刺フグ唐揚フグ白子焼ヒレ酒などなどオゴッテいただきました
すげえうまかった
ヒレ酒って乾燥したヒレのしか呑んだことなくて
なにがそんなにいいんだよって思ってたけど
生のヒレを炙ったヒレ酒の旨さ
これがヒレ酒なのか俺は何にも知らなかった
と感動の嵐
で、安い
叔母さんの家に泊まるというF子と別れ我々は駅前の安宿へ戻る
宿の裏手がソープランド街でして
酔ったオッサンの僕はかなり引き寄せられそうになりましたが
お金がもったいないのでグッと我慢して布団の中でゴソゴソしてから就寝
■五日目 →仙崎→長門温泉→浜田
朝ホテルの裏口から出たらね
ソープランドに挟まれて立派なビルが一棟あってね
高級外車が数台停まってて監視カメラが設置されててね
そこの前をイカツイ兄貴が掃き掃除してんですよ
完全にアレじゃないですか
北九州とか下関のアレってもの凄い勢いのアレじゃないですか
巻き添えで流れ弾とか勘弁なのでさっさと出発です
唐戸市場で朝ごはん
うめえ
それから日本海に沿って進み
角島の橋を渡ってみたりしつつ
僕にとっての旅のメインである仙崎の蒲鉾を食らう
うめえし
それから仙崎の近くの長門温泉の共同湯
写真みてちょっと期待してたんだけど
ぬるくてイマイチな印象
で、本来1週間以内くらいの予定の旅だったけどもう5日目だねってことで
なるべく進みましょうと浜田市まで走って素泊まり民宿に泊
なんか宿とるときはじめから3人で3部屋って言うと
部屋ありませんとか断られることが分かってきたので
とりあえず「3名です」って言ってOKでてから
「3人で3部屋ほしい」って言ってみたのね
そしたら露骨に迷惑そうな声で「出来ないことはないですけどぉー・・・」とか言ってるから
じゃあお願いしますって平気な声で言ってやった
そこらのスーパーの刺身ですらうめえ
■六日目 →温泉津→出雲→境港→米子
浜田漁港の食堂で朝食
セリが始まってないので焼き魚しかないとのことで焼さば定食550円旨い
途中温泉津で風呂入って出雲で参拝ののち
中海で廃船みてM川君にとっての旅の目的である境港入り
その近くの大都会米子駅からバスで大阪に出て帰るというF子を降ろして米子泊
M川君が以前に行ったことがあるという居酒屋で呑む
カニコロッケとか言って中身が全部カニの身だったり
なんなの旨い
と佐治谷豆腐の油揚げってのの旨さヤバかった
■七日目 →鳥取→天橋立
米子の漁港の食堂で朝食
作り置きタイプで安くもなくイマイチ
米子の居酒屋でジャケット忘れてきちゃって寒かったのでドカジャンみたいの購入1900円
鳥取あたりは本気で何もないのとちょっと急ぐのでサラっと流す
途中で食った江野そばってのが旨かった
で、スーパーで刺身など買って天橋立から内陸にちょっと入ったあたりの安宿へ
残り一部屋だから二人同室ならってことで入ってみたら大広間
22畳の端と端に布団をしいて就寝
■八日目 →名古屋
その日雨が降ることは前日から分かってたのね
だからその辺でもう一泊するか
気が向いたら合羽着て京都か行けるなら名古屋くらいまで帰ろうって思ってたわけ
で、起きたときのテンションで合羽きて名古屋だなって決めて
午前中頑張って走って13時くらいに名古屋着
予約したビジネスホテルのチェックインが15時からなのでとりあえずコメダでまったり
時間が来たのでホテル入って
各々が空白の二時間を過ごし
夕方から手羽先屋で呑み始め
折角の名古屋だしってことで最後の贅沢ひつまぶし
満腹にて就寝
■九日目 最終日 →下呂温泉→奈川→信濃境→帰宅
いよいよ最終日です
野郎二人旅も終盤になってくると
お互い早く解散したい気持ちで一杯になるものです
M川君が知多半島でタコ食って豊川稲荷にお参りして帰りたいって言うので
僕は乗鞍越えて信州で新蕎麦食って帰りますってバイバイしました
下呂温泉いってみたら川原の露天が水着着用になってたので入れず
じゃあ他の温泉にもは入らねえよってことでスルー
奥飛騨で蕎麦食って乗鞍のほう登ってって白骨温泉寄って
奈川でまた蕎麦食って信濃境でさらに蕎麦くって
あとは高速に乗って帰ってきました
お疲れ様でした
なんか金使っちゃったなあ
こんな使うなら中国とか東南アジア諸国行けばよかったかなあ
社長の呑み友達の増垣幾三です。
オリバナさんから仕事を頂いている最中にも関わらず、
仕事を中断して9日間ほどバイクで旅をしてきましたので、
報告がてらの駄文にてレポートさせて頂きます。
僕のツーリングメイトでちょいちょい一緒に旅をするM川君という同業者(彼も僕によく仕事をくれます)が、
奥さんから「境港の水木しげる記念館だけで買える限定カレンダーを買ってこい」と命じられたことが
この旅のそもそもの起こりでした。
で、その数日前に仕事場の近所の居酒屋の大将が、
「蒲鉾が一番旨いのは山口県の仙崎だろう」と言ってたのを思い出し、
じゃあついでだから山口まで足を伸ばすかってことになり、
山口まで行くならいっそ関西からフェリーで九州に渡って、
田川でホルモン鍋食ったり別府鉄輪温泉で地獄蒸やったり、
さらには南阿蘇で牧場を営む筋肉眼鏡君のところでソフトクリームを食ったりしようじゃないか、
と膨らんで行ったわけです。
■旅初日 東京→宝塚→神戸
句読点がクソ面倒くさくなってきたので以下省略
朝7時半に東名高速海老名SAで待ち合わせ
M川君は女みたいなもんなので当然のように30分遅刻
遅刻をするような奴は女
女だと思えば腹もたたない
20時のフェリーに乗るため18時に神戸は六甲アイランドのターミナルにつけばいいので
宝塚に寄って宝ジェンヌ御用達の玉子サンド食べようよ
ってオカマの僕が強く要望して食べに行きましたよウフフ
で、まだ時間あるからって興味もないのに手塚治虫記念館にも入館料払って入ってみたりして
少年時代の治虫が皇軍兵士に漫画を破られるプロパガンダ映画を観たり
事務所用にドアストッパーを買ったり
で、予定通り18時にフェリーターミナルへ
船にバイクを積み込み2等雑魚寝スペースに陣地を確保し食堂でビールガブガブ
ヒートテックタイツ姿にて就寝
■二日目 門司港→田川→別府
旅の朝は早い
いつもは昼まで寝てる僕ですが旅の最中だけはだいたい日の出と共に目覚める
朝だ夜明けだ潮の息吹
神州男児たるものスメラミコトイヤサカを心の中で三唱などしてるうちに
朝8時新門司港着
朝飯食えるとこ探したけど見つからず
がしかし11時には田川でホルモン食う予定なのに
なにも朝飯なんぞ食うこともあるまいと出発
雲ひとつない快晴の下を2時間ほど快走して田川着
写真は〆のウドン
田川ホルモンとは焼肉のタレに和えた臓物と野菜を平らな鍋で煮焼いた食べ物
これを洗練させると博多ホルモンになるって感じのワイルドなB級感がうれしい
ちなみに田川といえばイメージの悪さ日本一の筑豊地域の中心
当然走る車のナンバーはババアのアルトでさえ筑豊ナンバーなので
ついつい身構えてしまいますが
とくにガラの悪いオッサンなど見かけることもなく
いたって普通の田舎町です
で、折角だから炭鉱記念館で山本作兵衛の絵をみたりしてから別府に向けて出発
別府温泉の中でも最もディープな温泉街である鉄輪温泉に
地獄蒸しが出来る宿をとる
庭にテーブルと椅子があって宿泊客が宴会できるつくりになってて
となりのテーブルの熟年カップルが日本酒やらフグの卵巣のなんかやらイチゴやらを恵んでくれた
恵んでくれんのはいいけどジジイてめえなんでタメ口なんだよ引っ叩くぞって思いました
地獄蒸しってのは温泉の蒸気で食材を蒸すシステムのことなんだけど
これすごくいいんですよ
なんでも旨くなる
まあそのテのことはM川君が全部やってくれるので僕は呑んだり食ったりしてただけなんですけどね
M川君は女みたいなもんなので遅刻する代わりに料理が得意
■三日目 →湯布院→阿蘇山→山都町
快晴。早朝ガバっと起きてザブっと風呂入って
前日蒸しておいた玉子と宿の女将が用意してくれた味噌汁で朝食
まずは湯布院の共同湯に行ってみた
M川君が先に入って「水じゃないですか」って
僕は動画撮ったりそれをインスタにアップしたりしててまだ料金箱に寸志も入れてなかったので
まるで騙して水風呂はいらせたみたいなカタチになって面白かったです
まえ行ったときは熱くて入れないくらいだったんですけどね
エヘヘ
で、また気持ちよく晴れた中を阿蘇山通って山都町に住む酪農家の友人の牧場を訪ねる
牧場入り口の彼ら一族が経営するオシャレカフェでソフトクリームだモッツァレラの焼サンドイッチなど頂く
夜はその近所の居酒屋兼旅館で筋肉眼鏡一家と呑み且つ宿泊
■四日目 →通潤橋→大宰府→下関
目覚めて宿で朝飯食ってから近所の幣立神宮参拝
なんかパワースポットとか言ってスピリチュアルな女子に人気とか何かで聞いたんで行ってみたわけ
いい感じでした
それから朝飯を食ったにも関わらず通潤橋近くにあるおちかラーメン
腹が減ってるとか減ってないとかの問題じゃなくそれがおちかラーメンだから食った
旅に出る数日前にF子っていう話も面白くないし女性としての魅力も皆無の
泥人形みたいな顔した女に急に呼ばれて呑んだんですよ
そんでそんとき「呑んでるときいっつも温泉に連れてってくれるとか言ってるけど一回も連れてってくれてないよね」
とか言い出したんです
そりゃ「連れてって」って言われたら「いいよー」とか適当に返事はするけどさ
なんで俺がお前なんかをいちいち誘うんだよ
行きたきゃお前が企画して声かけろよ何様だよって話じゃん
で、F子が言ってんのは近場の草津とかそのあたりのことだろうから
まさか九州だの鳥取だのには来ねえだろうとタカをくくって
「じゃあ数日後に裏日本ツーリングいくけど来る?」って言ってみたのが間違いの元で
本当に来やがるとか言い出しやがって
それでも「僕ら予定が立てづらい職業だから直前まで日程は決まらないよ」とか
「高速道路なんてバイクの後ろに乗ってても詰まんないし船に乗るより飛行機の方が安いから
福岡で待ち合わせにしようぜ」とか
なんとか諦めさせようと頑張ったけどそこは空気の読めない泥人形のF子
「オッケーじゃあ福岡ね。何日に入ればいいか決まったら連絡頂戴」ってなっちゃったわけ
で、本当は博多で一泊してM川君がホテルで急ぎの仕事をやっつけてる間僕は呑み歩いてようってつもりだったけど
そういやF子って下関に親戚が住んでるって言ってたなって思い出して
F子に「親戚と会いたかったら下関で一泊でもいいよ」って言ったら叔母さんと連絡とれて
よかったらみなさんで食事をってことになりました
叔母さん行きつけの炉端焼き屋でフグ刺フグ唐揚フグ白子焼ヒレ酒などなどオゴッテいただきました
すげえうまかった
ヒレ酒って乾燥したヒレのしか呑んだことなくて
なにがそんなにいいんだよって思ってたけど
生のヒレを炙ったヒレ酒の旨さ
これがヒレ酒なのか俺は何にも知らなかった
と感動の嵐
で、安い
叔母さんの家に泊まるというF子と別れ我々は駅前の安宿へ戻る
宿の裏手がソープランド街でして
酔ったオッサンの僕はかなり引き寄せられそうになりましたが
お金がもったいないのでグッと我慢して布団の中でゴソゴソしてから就寝
■五日目 →仙崎→長門温泉→浜田
朝ホテルの裏口から出たらね
ソープランドに挟まれて立派なビルが一棟あってね
高級外車が数台停まってて監視カメラが設置されててね
そこの前をイカツイ兄貴が掃き掃除してんですよ
完全にアレじゃないですか
北九州とか下関のアレってもの凄い勢いのアレじゃないですか
巻き添えで流れ弾とか勘弁なのでさっさと出発です
唐戸市場で朝ごはん
うめえ
それから日本海に沿って進み
角島の橋を渡ってみたりしつつ
僕にとっての旅のメインである仙崎の蒲鉾を食らう
うめえし
それから仙崎の近くの長門温泉の共同湯
写真みてちょっと期待してたんだけど
ぬるくてイマイチな印象
で、本来1週間以内くらいの予定の旅だったけどもう5日目だねってことで
なるべく進みましょうと浜田市まで走って素泊まり民宿に泊
なんか宿とるときはじめから3人で3部屋って言うと
部屋ありませんとか断られることが分かってきたので
とりあえず「3名です」って言ってOKでてから
「3人で3部屋ほしい」って言ってみたのね
そしたら露骨に迷惑そうな声で「出来ないことはないですけどぉー・・・」とか言ってるから
じゃあお願いしますって平気な声で言ってやった
そこらのスーパーの刺身ですらうめえ
■六日目 →温泉津→出雲→境港→米子
浜田漁港の食堂で朝食
セリが始まってないので焼き魚しかないとのことで焼さば定食550円旨い
途中温泉津で風呂入って出雲で参拝ののち
中海で廃船みてM川君にとっての旅の目的である境港入り
その近くの大都会米子駅からバスで大阪に出て帰るというF子を降ろして米子泊
M川君が以前に行ったことがあるという居酒屋で呑む
カニコロッケとか言って中身が全部カニの身だったり
なんなの旨い
と佐治谷豆腐の油揚げってのの旨さヤバかった
■七日目 →鳥取→天橋立
米子の漁港の食堂で朝食
作り置きタイプで安くもなくイマイチ
米子の居酒屋でジャケット忘れてきちゃって寒かったのでドカジャンみたいの購入1900円
鳥取あたりは本気で何もないのとちょっと急ぐのでサラっと流す
途中で食った江野そばってのが旨かった
で、スーパーで刺身など買って天橋立から内陸にちょっと入ったあたりの安宿へ
残り一部屋だから二人同室ならってことで入ってみたら大広間
22畳の端と端に布団をしいて就寝
■八日目 →名古屋
その日雨が降ることは前日から分かってたのね
だからその辺でもう一泊するか
気が向いたら合羽着て京都か行けるなら名古屋くらいまで帰ろうって思ってたわけ
で、起きたときのテンションで合羽きて名古屋だなって決めて
午前中頑張って走って13時くらいに名古屋着
予約したビジネスホテルのチェックインが15時からなのでとりあえずコメダでまったり
時間が来たのでホテル入って
各々が空白の二時間を過ごし
夕方から手羽先屋で呑み始め
折角の名古屋だしってことで最後の贅沢ひつまぶし
満腹にて就寝
■九日目 最終日 →下呂温泉→奈川→信濃境→帰宅
いよいよ最終日です
野郎二人旅も終盤になってくると
お互い早く解散したい気持ちで一杯になるものです
M川君が知多半島でタコ食って豊川稲荷にお参りして帰りたいって言うので
僕は乗鞍越えて信州で新蕎麦食って帰りますってバイバイしました
下呂温泉いってみたら川原の露天が水着着用になってたので入れず
じゃあ他の温泉にもは入らねえよってことでスルー
奥飛騨で蕎麦食って乗鞍のほう登ってって白骨温泉寄って
奈川でまた蕎麦食って信濃境でさらに蕎麦くって
あとは高速に乗って帰ってきました
お疲れ様でした
なんか金使っちゃったなあ
こんな使うなら中国とか東南アジア諸国行けばよかったかなあ
- 2014.11.18 Tuesday
- 17:46
- 増垣幾三
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- by 株式会社オリバナ